【レースレポート】福知山マラソン2022
この記事では、福知山マラソン2022のレースレポートと攻略ポイントについてご紹介しています。
こんにちは、ヒロです。
バタバタしていたら投稿の間隔がずいぶん空いてしまいました。元気にぼちぼち走っております(^^)
今回は、11月23日に3年振りに現地開催となりました、福知山マラソン2022のレースレポートをしていきたいと思います!
私自身3年ぶりのフルマラソンとなりました。
今回もいつものようにヒッポッポの皆様と出走しました。
まず結果ですが、3時間31分43秒(ネット)と自己ベストを10分ほど更新しましたー!!
嬉しい反面、本当はもっと上のタイム(3時間15分〜20分)を狙っていただけに課題も分かった結果となりました。
これで福知山マラソンは3回連続サブ4。10分ずつくらいタイムを更新しています。
そんな私視点で今回の福知山マラソンをレポートしたいと思います。
目次
福知山ってどこ?
まず、福知山市をご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので、アクセス情報という意味で場所からご紹介します。
福知山は京都府の中心〜やや北部寄りに位置しており、京都市内から車で1時間30〜2時間、特急で1時間のところに位置する北近畿では割と栄えている地域です。大阪や神戸からのアクセスも比較的しやすいため、北近畿で言えばハブ駅みたいな感じになっています。
「いがいと福知山」というハッシュタグでインスタを検索してもらえば、福知山のいがいな魅力がたくさん紹介されていますのでぜひ一度検索してみてください。
食べ物で言えば、スイーツの街で美味しいお菓子屋さんもたくさんあります。個人的にはマラソン後の打ち上げや前日にグルメを楽しみたいお店がたくさんあります。
以下に一部ご紹介いたしますので、ぜひ来年以降お越しくださいね!
《飲食店》
・イルプルチネッラ(地元の食材にこだわったナポリ料理を楽しめる私イチオシのお店)
・鳥名子(福知山名物?鴨しゃぶのお店。九条ネギと鴨の組み合わせが最高!系列店の昼の親子丼は予約必須!)
・ソミーズ(ラーメン店。店主のこだわりを強く感じる一杯。飲み干してしまうスープの旨さ)
・えばらや(焼き鳥店。特につくねが美味い!焼酎も豊富)
・丹の吉(焼肉店。焼肉はもちろん美味しいですが、豊富なサイドメニューも激うま!)
・craftbank_brewing (2022年openの福知山初のクラフトビールのお店。銀行跡地を改装した醸造場です!foodもあり。)
《スイーツ》
・足立音衛門 (丹波栗を使った和スイーツのお店。お土産にぜひ!)
・マウンテン(世界一のショコラティエがいるお店。我が家のお気に入りは杏と塩のチョコ!会場から近い!)
・A BAKES(焼き菓子系のお店。素材にこだわるスイーツ。)
福知山マラソンの大会会場
会場は駅から少し離れた場所にある三段池公園です。
電車や車で来られる方は、公園から離れた場所の駐車場となり巡回バスでアクセスすることになります。
新型コロナウイルスの関係で、今年度は入り口で検温や体調確認アプリの提示が求められます。ここが大行列となるようで、中々会場に入れないです(泣)武道館側の会場入り口が特に混みます。
会場にはいつもstepさんがお店を出していたり、地域のお店がテントで物販をしていますので、余裕があればのぞいて見てください。
会場内に入りますと、三段池の体育館が男子更衣室兼、みんなの待機場のようになっており、早朝から場所取り合戦になっています。例年であれば、2階部分も開放されていますが、今年は1階だけでした。仮に2階が開放されていたとしてもゴール後地獄を見ますので1階をオススメします。
武道館が女子専用更衣室となっております。もちろん中はどんな感じかメンズの私には分かりませんw。
トイレに関しては、体育館内と外に仮設トイレ、公園内の常設トイレがあります。体育館内と仮設トイレは大便は非常に混みます。
ちなみに割と空いている穴場はテニスコートトイレです!
福知山マラソンコース
コースのご紹介です。
出典:https://fukuchiyama-marathon.com/course/
マップに示されているように、街中を少し回った後は川沿いの往復コースとなります。
街中を走っている時は応援の方も多くテンションが上がります。テンションが上がりすぎてオーバーペースとならないように注意してください。
川沿いに入ると応援は少し減りますが、途中ブラスバンドの高校生がいたり、私設エイドがあったりと寂しい感じはそこまでありません。アットホーム感のある温かい大会です。
高低差についてですが、福知山マラソンはタイムを狙いやすいフラットコースと言われています。
↓は公式のページに記載されている高低図です。
出典:https://fukuchiyama-marathon.com/course/
下は実際にGarminで計測された高度です。
いかがですか?
全然フラット感ないでしょ?笑
このコースは、細かなアップダウンが非常に多く、上っては下りの繰り返しでジワジワボディブローのように効いてきます。
フラットコースのつもりで入ると後半の大失速につながりますのでご注意を。
レースレポート
当日の天気はあいにくの雨。気温は10℃くらい。風は弱めで北風では無かったので体感温度はそこまで低くはありませんでした。
スタート地点に整列する際は奇跡的に曇り空となり、少し青空と太陽が見えた瞬間もありました。
今回は3000人くらいということで、かなり前の方からスタートすることができました。
スタートすぐは2k近く下り坂となります。ここでハイペースに入ってしまうと後に響きますのでアップジョグの感じで入るのが良いと思います。私自身は4:40/kmくらいで入りました。
道幅は広いとはいえ、しばらくは団子状態ですので、あまり人を回避しすぎて疲れないようマイペースで進みましょう。
途中、明智光秀で有名となった福知山城がチラッと見えます。見逃し厳禁ですよ!
7km付近の新音無瀬橋まではほぼフラットな場所が続きますし、沿道にたくさんの応援の方がいますので走りやすいです。
橋を越えると川沿いのコースに入ります。
この辺りから雨が降り始め、最後までやむことはありませんでした。
川沿いコースは折り返し地点(25km)までの17〜18kmは細かなアップダウンが続く場所になります。往復コースですので、もちろん25km以降も細かなアップダウンとなります。
細かなってどんなの?といいますと、1箇所の上りは100〜200m程度を上っては下るといった感じです。片道10ヶ所以上はあったと思います。傾斜はさほどきつくはありませんが、ジワジワ効いてきます。ペースを維持しようと焦って上ると後で後悔します。ペースが落ちても気にせず一定の努力感で進みましょう。
補足ですが、このコースで言いますと、例年街中で雨が降っていなくても、折り返し地点となる大江町付近に近づくにつれて天気が崩れることが多々あります。初心者の方や完走目的の方は行動時間が長くなるため、曇り時々雨くらいの予報の際は、参加賞に入っているビニールの袖なしカッパを捨てないようにポケットか何かに忍ばせておいた方がいいと思います。
川沿いエリアは、マップにもあるように5km毎に給水がありますし、トイレもあります。さらに、雨にもかかわらず数カ所施設エイドを出されていたので水分はそこまで足りなくなることはないでしょう。水分はスカイウォーターと水が用意されていました。コーラはありませんでした。
自販機は道沿いには2〜3台くらいとかなり少なくコンビニももちろんありませんので、あまりいないと思いますが、何か買って補給するという考えの人は注意してください。
食べ物については、バナナやアメ、チョコはありましたが、他は見た覚えがありません。
アミノ酸系のものはもちろんありませんので、自分にあう補給を持っておくことをオススメします。
ちなみに私は経口補水ゼリーを忍ばせておき、ジェルを5個ほど携帯していました。
川沿いのコースは天気が良ければ紅葉した山を見ながら走る感じなのですが、雨となると只々自分の走りに集中するのみのエリアです。応援も少し少なくなる場所なので、気持ちを切らさず踏ん張りましょう!
折り返しの25km付近は、例年地元の方がぜんざいなど振る舞う大きなエイドがあったのですが、コロナ関連のためか、今年はエイド自体がなく少し寂しい場所になっていました。
折り返しコースなので、すれ違うランナーとエール交換をしながら進みます。
折り返し後は雨脚が強まり、だいぶ冷えました。雨ガッパを着ればよかったかなと少し反省です。
最後はスタート時に下った坂道を約1km上りゴールとなります。疲れ切った脚に、この名物の坂道が追い討ちをかけてきます。歩かず最後の力を振り絞って攻略しましょう!タイム狙いの方は、ここで20〜30秒近くタイムが落ちやすいので、それも考慮してペースを計算しましょう。
ゴール後
ゴール後はフィニッシャーTシャツと水分を受け取ります。
実はその後が結構大変です(笑)
昔は坂道の上まで走り切ってゴール地点があったのですが、前回大会くらいからゴール地点が坂道の中腹となりました。
つまり、ゴール後、坂道や階段を上がって体育館まで戻らないといけません。
ここで足攣り地獄で動けなくなるランナーさんが結構いました。
自信がない方は、友人・知人に協力してもらわないと帰れない人もいるかもしれません。
ゴール後はフィニッシャーTシャツと水分を受け取ります。
ゴール後の坂を登り切ると、ホットレモンやホットゆず、豚汁の振る舞いがあります。冷え切った体を温めて、栄養と水分を補給しましょう。
総評と攻略ポイント
トイレが混むこととゴール後に体育館まで坂道を歩いて戻ること以外は特に何も言うことの無い、ハートフルなとても良い大会です。
川沿いの部分は景色が大きく変わらず、沿道の人が減ってくるため精神的にちょっとキツイと感じる方もいるかもしれません。
裏を返せば自分の走りに集中しやすいレースです。
レース完走に向けた攻略ですが、前半をとにかく抑えておくことです。下り坂スタートなので、テンションが上がってオーバーペースになりやすいです。折り返してからが勝負のつもりで戦略を立てましょう。
練習については、細かな起伏の多いコースでアップダウンの連続に慣れておく方が良いと思います。
補給については、バナナばかりですので、自分にあったジェルや補給食を持参するようにしましょう。
また、今年はスタート時点は暖かい方でしたが、例年結構冷え込みます。また、完走目的の方については、後半夕方に近づくにつれ気温が下がりますので、防寒対策も検討しておいた方が良いと思います。逆に日中はそこそこ気温が上がりますので、温度調整をどうするか大事な点と考えます。シュミレーションしておきましょう。
最後の激坂は、とにかく根性で上がるのみです(笑)
温存しててもギリギリで行ってもしんどいものはしんどいので、気合いと根性で乗り切るしか無いです。
時間帯によっては、地元のちびっこ応援ランナーがいますので、元気をもらってください(^^)
ぜひ来年以降、ご参加いただきベストタイムを更新してください(^-^)