【シューズレビュー】〜ALTRA LONE PEAK 5〜
本記事はALTRA LONE PEAK 5のシューズレビューとなっています。
こんにちは。ヒロです。
紹介の中にあったり、youtube動画でもあるように、私走るのが趣味でございます。
中でも、最近はトレイルランにどっぷりハマっています。
ここ福知山はその名通り、山々に囲まれておりトレイルランをする環境が割と多い方です。まぁ熊・猪・鹿など出るので怖いですが( ̄▽ ̄;)
そこで大切になってくるのが、シューズ。
今日は最近買ったトレランシューズについてレビューを書いていこうと思います。
目次
ALTRA LONE PEAK 5
詳しい説明はアルトラ公式サイトをご参照ください。
いいライムイエローですね〜😍惚れ惚れです。
シューズの感想の前にアルトラについて整理しておきましょう。
アルトラはアメリカのブランドであり、ゼロドロップをコンセプトにしていることで有名です。
正面から見ると、痛みやすいつま先の部分がステッチで補強されています。
さらに排水穴から排水される設計となっており、雪の積もる日に使用してみましたが、水分が抜けるのが比較的早かったように感じました。
↑こんなとこ走ってても割とすぐ水が抜けました。
後ろから見るとこんな感じ。アウトソールが横に広いので後足部の安定感を感じます。
さて、何よりも大事なアウトソール。
MaxTracアウトソールは、アルトラのサイトに「粘り気のある」と記載されていますが、まさにその通り。トレイルでは登りや岩場で粘ってくれる感じがあります。砂地は少し滑る感じがありますが、許容範囲だと感じました。
上からみた特徴ですが、これもアルトラならではの特徴で、つま先部分が非常に広いです。
ですので、足指が圧迫されることなくすごく楽チンです。中足部(足を前後で見た時の真ん中くらい)は靴紐できゅっとするためそこまで左右の不安定感は感じませんでした。
ゼロドロップとは?
ここでドロップって何や??という方のために簡単に説明を。
ドロップとは、踵とつま先の位置の差を示しており、ドロップが大きいと、着地後につま先の方へ転がるようになり、足を前に運びやすくするという目的で作られています。よって、ただ立つだけでも、自然と体が前に倒れそうになるという構造になります。
ゼロドロップとはこの踵とつま先の差がないということで、前へ足を倒す力は働かないため、立った時に真っ直ぐになります。
このゼロドロップという点がまず好きなポイントですが、これを語り出すと本題から大きく逸れそうなのでまたの機会に(笑)
アルトラのHPにコンセプトなど書かれていますので、こちらからぜひ一度読んでみてください!
トータル的な履き心地
これはもう「絶妙ーーーーー!!」って感じでしたね。
ゼロドロップなので、平地だと前への推進力は自分で作る必要がありますが、ソールの反発が絶妙で、クッション性があるのに適度に反発してくれるからそんなに頑張らなくても足は出る感じです。また、下り坂で特に感じたのが、前に足を転がされないので非常に足を意識的に扱いやすく感じました。これを履いて気づいたのですが、おそらくドロップのあるシューズでの下りは、下腿(膝から下)がドロップでの前方への転がり+下りの傾斜でめちゃくちゃ前方への推進が強かったんだろうと思います。元気な時はスピード出るのでいいでしょうが、初心者や疲れてきた時には、制御が難しくなって過度な筋疲労を起こしたり、バランスを崩したりの原因になる気がします。
今までドロップ差のあるシューズで長い距離を行くと、下りが特にそうでしたが、疲れてる足に対して前への転がりとソールの反発でしんどいなぁって思ってたし、膝の前の方(膝より上が前に突っ込んでたんかな?)やアキレス腱付近に違和感があったり、ひどい時はふくらはぎがつっていたのが、今回の六甲全山縦走の試走ではほとんど感じませんでした。これはホント驚き!
あと、知人から「アルトラって結構足が遊ぶ感じ」という話も聞いていて不安でした。実はこの話を聞いていたため、このシューズ買うのかなり躊躇しました。確かにシューレースの結び具合や靴下次第では中で滑りそうな感覚はあると思います。私は、山に行く時はそれが嫌で、靴下はOLENOのアルティメット ASOを使用していたため、ほとんど遊びは感じませんでした。これアルトラと靴下の相性がいいのかも!
こんな人にオススメ
このシューズを試す価値ありと思われるのは、
【こんな方にオススメ】
・アキレス腱が痛い人
・後半よくふくらはぎがつる人
・膝の前側に痛みが出る人
・下り坂でスピードを制御できず怖いと感じる人
慣らし期間が必要ではありますが、相性良いのではないでしょうか?
もし今トレイルシューズに悩んでいる方がいれば、ぜひとも候補に入れてくださいね(^^)