
【レビュー】Garmin Enduroのざっくり使用感
本記事では、Garmin Enduroのざっくりとした使用感についてレビューしています。
こんにちは、ヒロです。
今日は梅雨の中休み。福知山はきれいな晴れ模様です。まさにランニング日和!!
そんなランニングに結構重要なのが時計。
今まではGarmin ForeAthlete 630Jを使用していました(現在販売終了)。
しかし、長距離や長時間のレースに参加するようになり、どうしてもバッテリ問題がつきまといます(8〜9時間で切れる)。また、心拍数は光学心拍計が本体に内蔵されておらず、心拍ベルトを購入しなければ利用できないという難点もありました。
そこで、今回この2点を解決するために、時計を買い換えることにしました。
いくつかの候補の中から、選んだのが今日ご紹介するGarmin Enduro!!!

今日はこのEnduroについてご紹介いたします。
630Jを買ったのがかれこれ4〜5年前なので、久しぶりの買い替えですが、今のランニングウォッチって本当にすごいですね!!!。
なんか機能が多すぎて全くついていけないww。
そんなガラパゴス人間の私目線でその機能を一部ご紹介させていただきます。
目次
どんな時計?
公式サイトの説明はこちらからご確認ください。
1週間利用してみてこりゃ良いなと思った点を簡単にまとめると、
・バッテリの持ちがエグい
・ソーラー充電可能
・思った以上に心拍数の誤差が少なそう
・VO2MAXの計測
・おすすめワークアウトを提案してくる
・スマホと連動したスマートウォッチの機能、健康管理
現時点ではとりあえずこんなところでしょうか。それではそれぞれについて細かく説明させていただきます。
バッテリの持ちがエグい・ソーラー充電可能
何よりもまずここ!
公式ページの仕様から紹介すると、
Gamin公式サイトより
スマートウォッチモード:約50 日 + 15 日*
GPS+光学式心拍計モード: 約70 時間 + 10 時間**
バッテリー最長モード:約200 時間 + 100 時間**
Expedition モード:約65 日 + 30 日*
バッテリー節約ウォッチモード:約130 日 + 235 日*
*ソーラー充電、50,000 ルクスの条件で1 日3 時間の屋外での使用と終日着用を想定
**ソーラー充電、50,000 ルクスの条件での使用を想定(電池寿命は用途により異なります データは参考用です)
URL:https://www.garmin.co.jp/products/wearables/enduro-black/#specsTab
こんな感じなのです。いやほんとエグい!!
実際下の写真のような感じでバッテリが表示されます。
dはdayのことなので充電満タンでなくてもあと26日ですね。

今までの時計だと、どうしても充電し忘れて走る時にはバッテリが…( ̄▽ ̄;)なんてこともよくありましたが、これはその機会がかなり少なそうです。
六甲縦走や丹後ウルトラマラソンなど長時間行動のレースや、山を長時間動く時にも非常にストレスなくなります。
また、災害大国日本において、ソーラー充電ができるということは非常に大切な機能と思います。
思った以上に心拍数の誤差が少なそう。
光学式心拍計で、手首の血流から心拍数を計測するようです。

光学心拍計は↑のように、光を皮膚に放つことで血管に対する反射を利用して計測する仕組みであり、走る時に生じる時計と皮膚でズレや、皮膚と時計の間の隙間から光が入って狂うなどが起こりえます。正直誤差は覚悟していました。
しかし、Enduroについては、↓のようにナイロンストラップでベルクロで調整するため、皮膚との適度な密着感を調整しやすく、かなりズレが生じにくいです。

そのため、安静時の心拍数はもちろん、走行中の心拍数も、頸動脈の触診による心拍数の実測値とかなり誤差が少ないなというのが印象です。
トレーニングの負荷量やレース中のペース調整には、出来るだけ誤差の少ない心拍数の計測はとても重要な要素であり、このEnduroの優れている点と考えます。
ポイントは圧迫しすぎず、ズレや隙間の無いようにするフィット感の調整ですね!
そして、これを利用して、ランニング中に心拍負荷が今どのくらいかというゲージが表示され、ペースの参考にすることができます↓(上のほうのカラフルなところについてるゲージが変動します)

VO2Maxの計測
今まで心拍数を計測してなかったため、この機能は初めて利用しています。
このVO2MAXはランナーの人はよくご存知と思いますが、念のためおさらいです。
日本語で言うと最大酸素摂取量といいます。簡単に言えば運動強度の指標と言っても良いと思います。
人間は運動をすると筋肉を使うためエネルギーを消費します。この消費には酸素が必要であり、その必要な酸素量は人によって異なります。その取り込める酸素の限界値が最大酸素摂取量というものになります。この値を利用し、最大負荷の60%を60%VO2Maxと表記したりします。正確にこれを評価するには、運動負荷試験を、酸素摂取量や心拍数などの各種数値をエルゴメータを用いたりして計測します。
このEnduroにおいては、おそらく一般的に算出に必要とされている、安静時とランニング中の心拍数、年齢、走行スピードなどから予測値(参考値)が算出されていると思われます。そして、数字として出てくる↓のような数値が上がってくれば、その最大酸素摂取量が増えてきているという判断ですね。

そして、Garminではこの数値をもとにレースの予想タイムを算出してくれるようです。この正確性についてはまだ検証していないので何とも言えませんが、今後試していきたいと思います!
おすすめワークアウトを提案してくる

これよく分からない機能ですが、なんかおすすめのワークを提案してきますww。
多分それまでの練習量や心拍数、その日の体調なんかを考慮して提案してくるんでしょうかね?なんかスマートウォッチ感あります(笑)
これを信じてやったら早くなるんかな?まぁ頑張りすぎちゃう時もあるので参考にはなると思います。何よりも大切なのは、自分の感覚を信じることな気もしますが…
とりあえず物珍しかったので良い点に挙げてみました。
スマホと連動したスマートウォッチの機能、健康管理
今まであまりスマートウォッチについて考えることなかったのですが、心拍数の計測ができることでかなり面白いなと思い始めました。
スマホのアプリで連携させると逐一データが飛んでいるので、自分の体調管理に役立ちます。
以下の写真のように、1日の中で各強度の運動がどのくらいの割合だったか、心拍数の変化、水分摂取量、歩数、週間の目標運動量に対する達成度合いなど色々な項目を確認できます。





全て鵜呑みにしたらこれは問題ですが、やはり数値として現れるので参考にはなります。最後は、自分の体と心の変化を感じ取る力が一番大切とは思いますが(^^)
あとは、画面が比較的大きいのでメールなどスマホ通知の確認は時計上でやりやすくなりました。
どうでもよいような広告メールなどが来た時についスマホを開き、そのままネットサーフィンやSNSチェックをしてしまうことがあったのですが、これを使い始めてずいぶん減った気がします。スマホから離れる意味でも良いかもしれませんね。
まとめ
今日はGamin Enduroのご紹介でした。
まだ平地でしか使っていないため、トレイルの機能は未確認ですが、公式ページをみてると面白そうな機能が満載ですね(´ཀ`)。そして、機能がありまくるためまだまだお試し中です。
少しずつ発見しながら楽しんで、面白い機能見つけたらご紹介していこうと思います!
ちなみに開封の様子についてはこちらの動画を作成していますので、お時間ある方は覗いてみてください♪
![]() |
価格:115,500円 |

