ゴール直後
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【サブ3.5達成!】丹波篠山ABCマラソンレースレビュー

この記事は、私自身初のサブ3.5達成となった丹波篠山ABCマラソン2023のレースレポートとなっております。

 

こんにちは、ヒロです。

 

東京マラソンも終わり、今シーズンのマラソンが終わりとなった方も多いのではないでしょうか?

 

かくいう私も東京マラソンと同日に行われた丹波篠山ABCマラソンに出場してきました。

今シーズンのラストレースということで気合いを入れて臨み、無事今シーズンの目標であったサブ3.5を達成しました!!!

 

そのタイムは3:27:29(総合順位258位/1848人)

 

今回はそのレースのことについて自身の振り返りも兼ねてレースレポートをさせていただきます。

 

 

丹波篠山ABCマラソン

 

兵庫県の丹波篠山市という山あいで開催されるマラソンです。今回が第43回大会であり、関西では割と有名な歴史ある大会です。

(大会ホームページ)

 

コースは篠山城趾をスタートゴールにのどかな田園地帯を走ります。

 

コースの概要
コースマップ(上が北)

 

 

 

沿道に地域の人が温かく応援してくれています。

 

高低差については、10〜23km付近まで緩やかに登り続ける場所がありますが、全体的には平坦に近いところが多いです。

 

コース高低図
コース高低図

 

とはいえ、小さなアップダウンはありますし。30km付近までは地味に上り基調なのでしんどいのはしんどいです。

 

しかし、30km以降は小さなアップダウンはあるものの、下り基調になりますのでバテた足でも粘りやすいのかなと自分では感じるコースです。

 

自分にとっては福知山マラソンよりは走りやすいしタイムが出やすいと思っております(実際、過去も自己ベストを出しています。)

 

 

 

レース会場について

 

篠山城趾がメイン会場となります。

 

レース会場
レース会場の篠山城趾

 

私は福知山なので車で会場に入りました。

 

駐車場は会場周囲に複数箇所あり、今回は篠山医療センターに停めました。念の為7:30頃に到着するように行くとガラガラで余裕で止められました(しかもタダ!!)

 

会場隣接の駐車場もあったようですが、私が停めた場所も500m圏内でしたので近かったです。

 

検温する場所や参加賞の引き換え等ありますが、混雑もなくスムーズでした。

(Tシャツをもらえます)

 

更衣室に関しては、女性は建物内、男性はテントでした(笑)。

※市役所内にもあります。

 

男子更衣室はテント
男子更衣室はテント
※室内もありますよ

 

スタート地点と会場が隣接しているため、ギリギリまでのんびりくつろぐことができますし、荷物預かり所もかなり近いので、ギリギリまで荷物を持っておくことができます。

 

私は、市役所前の公園で待機し、アップを始めるまではシートを敷いて寝っ転がっていました(笑)。

 

物販のブースなどはなかったと思いますが、終わった後は観光地である商店街が近いので、飲食はしやすい場所にあります。

 

 

当日の天気

 

天気はすっきり晴れ模様
天気はすっきり晴れ模様

 

朝はスッキリ晴れて気持ちいいと思ってたのですが、次第に北風が強くなり、スタートする直前はかなり寒く感じました。

 

大会が発表した気象情報によると、スタート時に近い11:00時点で気温7.2度、北風3.6m、湿度42%だったようです。

どうりで寒いはず。ビニールの被るものを準備しておけばよかったと後悔…。

 

北風の影響もあり、北向きに走る区間では向かい風で我慢の区間がちょこちょこありました。

また、上り区間で北風となる場所もありましたので、ぐっと堪えて走ることとなりました。

 

 

当日の装備

 

当日の装備
当日の装備

 

まずシューズは、デビュー戦となるメタスピードエッジ(初代)。

重量は軽く、自然とスピード出るのでいいのですが、30km以降がどうなるかは未知。一発勝負で結果はいかに。

 

メタスピードエッジ
メタスピードエッジ(初代)

 

ウェアは山と道のパンツにチームTシャツ。

 

ソックスはINNER-FACT さんのNIKKE AXIO WOOL 靴下(5本指)

 

カーフはいつものAATH,アームカバーはSKINSでした。

 

手袋はこれまたINNER-FACT さんのNIKKE AXIO WOOL リストゲイター ロングタイプ。(これ抜群に使い勝手がいい!

 

補給については、勝負レースということで予算はしっかりかけました($o$)

 

スタート前にモルテンDRINK MIX 320 CAF100カツサプ2袋を摂取。

(これだけで3000円程。飲み会代やん( ToT))

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自分は胃腸がそんなに強くないため、吸収が遅いと想定してモルテンドリンクは起床後から少しずつ飲んでレース2時間前には飲み干し、カツサプは90分前に飲みました。

 

 レース中はアミノサウルスを9km・18km・27km・36kmで補給(黒→白→黒→白の順)。

 

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後は攣りそうな時用にツラレスゼリーを2本とOS-1ゼリーを携帯して臨みました。

 

 

レースレポート

 

さて、実際のレースレポートでございます。

 

まずスタート地点はまさかのAブロック(申告タイムなんぼやったんやろ笑)

 

陸連登録の人が10分ほど先にスタートでしたし、参加人数も少なめだったため前からスタートできたのだと思います。

スタート地点(Aブロック)

スタート地点(Aブロック)

 

おかげさまでスタートから20秒程度でゲートをくぐることができました。

 

GPS上では最初は緩やかな上りとなっていますが、ほぼ感じません。しばらくはフラットの感覚です。

 

ただ、北風の影響もあり、北向きに進む場所は辛めです。

 

序盤でいうと12km付近の田んぼの中を走るような場所は吹きっさらしです。私はうまく人の影に隠れつつ少しでも抵抗を減らす作戦に出ていました。

 

この辺りの区間は4:37〜4:40/kmくらいのペースで刻みました。

 

13km付近で西紀の体育館を抜ける上り坂がありますが、割とすぐに終わります。

 

ペースは少し落ちますが、同じ努力感で進みます。

すぐに下りになるので、結果的に1kmラップはさほど変化なくいけます。

 

そこから平地が続いた後にめちゃくちゃ緩やかに登り始めて、20〜23km付近まではこのコース最大の上り区間となります。

私自身、ここで脚に違和感を感じ始めましたが、我慢して淡々と進みます。

この区間はペース的には4:50〜5:00/kmと落ちますが、後半のために飛ばしはしません。

 

ここを越えると2kmくらいしっかり目の下りに入ります。攣りそうだった脚を走りながら回復させます。

ペースも4:40/kmに戻りました。

 

ただ、ここから30kmくらいまでもユルやかーに上り基調ですし、向かい風区間なので全くスピードが上がりませんでした(泣)

なんとか5:00/km前後で粘った感じです。

 

30kmの折り返し地点からは下りでさっきまでの向かい風が追い風に変わるので、5:00/km前後がなんとかキープできました。

 

35km付近の上りを粘りきり、後はゴールに向かって気合と根性だけです!ただ、脚がいつ攣ってもおかしくない状況でしたので、めちゃくちゃ辛い区間でした。なんとか5:10〜5:20/kmで耐えてゴールとなりました。

 

ゴール直後
ゴール直後(この後脚攣り祭りw)

 

タイムは冒頭でもご紹介した3:27:29と自己ベスト更新&初のサブ3.5達成です!!

 

ラップとタイム

ラップとタイム
(ラップの区切り方が独特w)

 

ゴール後の動線はスムーズでメダルをもらって荷物をすぐに受け取り、その辺に座り込んで休めます。

座ると脚攣り地獄の始まり。多分1時間くらいは動けなかったんじゃないかな(^^;

それだけ出し切った自分を褒めてあげたいですw

 

 

ちなみに、胃腸トラブルは無かったので補給はOKだったかなと思います。

レース後の尿の色も特に問題はなかったため、極度の脱水も避けられたかなと思います(最近はエイド使いません)。

 

シューズに関しては、また後ほどどこかでレビューしようと思いますが、うまく扱わないときついのと、終盤になると脚にかなりダメージ来ると感じました。

 

 

レースの攻略方法

 

自分が考えるレースの攻略法ですが、シンプルに前半そこそこで行って、20〜23kmの峠をゆとりを持って進み、30kmからが勝負というまさに教科書通りの戦法です。

 

上り区間はペースを10〜20秒ほど落としても、同じくらい下り坂があるので全体で見ればさほどタイムに影響はありません。

 

何箇所かある上りで無理にペースをキープしようとしすぎないのがポイントと思います。

 

吹きっさらし区間も結構あるため、その際は同じくらいのペースの集団と並走して風よけにうまく活用しましょう(善意は痛む)。単独走が一番堪えます。

 

30km以降は下りといいつつも、35km地点で明確な上り、それ以降も小さなアップダウンはありますので、スパートは35km超えてからがいいのかなと思います。

私自身は少しスパートかけるの早すぎて最後バテました(泣)

 

いずれにせよ、マラソンの教科書通りの戦法を試すようなコースですので、うまくすればタイムは出しやすいのかなと思います。

私自身2回とも自己ベスト更新してます。

 

とはいえ、自分の過去出場した比較対象が、福知山・京都・奈良の3つしかないので、他のレースをあまり知らないのですが(笑)

 

ちなみに、エイドは寄っていませんが、通過した感じ食べ物は少なそうでしたので、自分に合う補給を持っておいた方が良いと思います。

 

最後に

 

丹波篠山ABCマラソンもこれまたハートフルな大会で、走りやすいコースでおすすめの大会です!!

 

伝統ある大会であり、アクセスや会場内での動きやすさも良いです。

 

ただ、昔に比べ参加費が上がってしまったので、昔のように1万円を切る大会にしてほしいのが願いです(^◇^;)

 

ぜひ来年の大会に参加してベストタイム叩き出してくださいね!!